大雨で被災した大分県日田市の国道にかかる橋の架け替えを前に、歩行者と自転車が利用できる仮設の歩道橋が開通しました。

日田市の国道386号にかかる三郎丸橋は去年6月の豪雨で被災し、架け替えが決まっています。復旧までの利便性の向上に向けて、県はおよそ1億円をかけて仮設の歩道橋を設置し、21日から通行できるようになりました。

歩行者と自転車を対象にした歩道橋は長さ90メートル、幅2メートルでさっそく地域の人たちが利用していました。

(地域住民)「大変うれしく思います」「よかったよ。そっちのお店に行くのにぐるっと回って今まで行っていたから」「歩いて買い物に行けるだけでも助かります」

全面架け替えとなる三郎丸橋について、県は出水期が終わる10月以降に本格的な本体工事を開始し、2027年3月末までの復旧を目指しています。