大分空港で2023年8月、訓練中の小型機が胴体着陸した事故で、国の運輸安全委員会は「訓練生が操作を失念していた」とする調査結果を公表しました。
この事故は2023年8月大分空港で訓練中だった本田航空の小型機が車輪が出ずに滑走路へ胴体着陸したもので、訓練生2人と教官にけがはありませんでした。
国の運輸安全員会が「航空事故」として原因などを調査し、20日結果が公表されました。
報告書によりますと、技能審査前の訓練で緊張していた訓練生が着陸操作に入る前に管制塔からの予期せぬ指示を受けて車輪を出すのを忘れた上、教官も指導に集中して確認ができていませんでした。
報告書では「チェックリストの確認など基本動作の徹底が必要」として再発防止策を求めています。