秋が深まる中、食卓を彩る旬の食材は、野菜が豊作の一方で、サンマは今年も量が少なく高値傾向が続いています。

7日朝の大分市の市場には、旬のサトイモやゴボウを中心に、大分県産野菜が数多く並びました。今年は夏場の天候に恵まれたため、秋野菜は全国的に去年より豊作傾向です。鍋に人気の白菜や白ネギ、キノコ類は今月末には量もそろい、価格も平年並みということです。

(丸果大分大同青果・岩尾嘉臣野菜部長)「サトイモなり、ゴボウなり、カンショ、こういう県内産がここにきて増えてきています。昨年に比べれば非常に量的にも多いのかなと思っています」

一方、秋の味覚サンマは入荷は去年に比べると7割にとどまり、価格は3割程度高くなっていて高値傾向が続く見込みです。