大分県内企業の先月時点の景況感は製造業を中心に改善がみられ、前回6月に続いてプラスとなっています。
日銀大分支店が発表した9月短観によりますと、「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた業況判断指数は全産業でプラス5となり、6月に続き2期連続での改善です。
製造業では半導体不足の緩和で製品需要が伸びた電気機械や業務用機械などで大幅に改善が見られた一方、食料品は居酒屋などの客足の伸び悩みが影響し悪化に転じています。
また、非製造業は建設のほか、宿泊、飲食サービスで改善がみられましたが、全体では横ばいでした。