和牛日本一を決める全国和牛能力共進会が6日、鹿児島県で開幕しました。連覇を目指して大分県内からは21頭が出場しています。
5年に1度開かれる全国和牛能力共進会は和牛のオリンピックとも呼ばれる国内最大の品評会で、今回は鹿児島県で開催されます。6日は会場の1つである霧島市で開会式が行われ、各地の予選を勝ち抜いた畜産農家が入場行進しました。
大会は牛の発育の良さや体の形を審査する「種牛の部」と肉質などを審査する「肉牛の部」、それに高校・農業大学校が対象の「特別区」でそれぞれ優秀な牛が決まります。
大会には過去最多となる41道府県からおよそ440頭が出場。大分県内からは21頭がエントリーしていて、前回大会で最高賞にあたる内閣総理大臣賞を受賞した県勢は日本一連覇が懸かっています。全国和牛能力共進会は10日まで開催され、審査結果は8日と9日に発表されます。