事件捜査の要となる警察官の鑑識技術を競う大会が大分市で行われています。

県警の鑑識競技会は事件現場での鑑識技術の向上を目的に毎年行われていて、制限時間内に証拠を採取するスピードや正確さなどが審査されます。

大分市の鑑識科学センターで開かれた競技会には県内15の警察署から警察官45人が出場し、留守中の住宅に置いていた現金入りの封筒が盗まれる空き巣事件の発生を想定して行われました。

警察官は3人1組となり、特殊な道具を使い指紋や足跡を採取するなどして鑑識作業を進めました。

(出場した警察官)「鑑識をするのは初めてで非常にいい勉強になったし、今後も現場で生かしたい」「資料を確実に採取することを目標にして練習してきたことが大会でしっかり出せたので今後も続けていきたい」