酒づくりの始まりを告げる「蔵入り神事」が大分県九重町の酒造会社で行われ、杜氏らが安全を祈願しました。
九重町の八鹿酒造は本格的な酒づくりに入るのを前に、毎年「蔵入り神事」を行っています。5日は杜氏や蔵人などが出席し、1年の酒づくりの安全と良質な酒の完成を祈願しました。八鹿酒造では新型コロナの影響により販売面で苦戦が続いていましたが、最近はイベントなどの復活で回復基調にあるということです。
(八鹿酒造・麻生益直社長)「日本酒が日本の酒としておいしい酒だと皆さんに知ってもらう新たなスタート。身の引き締まる思い」
八鹿酒造は今後も「スパークリングなど新しい飲み方を提案し、若い人を取り込んでいきたい」と話しています。