4日から今シーズン最強の寒波が襲来するおそれ。平地でも大雪の可能性があるとして大分地方気象台が不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

(大分地方気象台・中矢清一観測予報管理官)「山地、平地ともに同じところで雪が降り続いた場合には大雪警報を発表する可能性があります」

4日から6日にかけて、九州北部の上空にはこの冬一番となる寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

このため、県内では雪が同じところで降り続いた場合、山地、平地ともに大雪警報が発表される可能性があります。大分地方気象台と大分河川国道事務所は3日、合同で会見を開き、大雪の際は不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。

4日午後6時までに予想される24時間降雪量は、山地では北部と西部が20センチ、平地では西部と北部が10センチなどとなっています。

気象台によりますと、今回の寒波は大規模な断水やスリップ事故などが相次いだ2016年1月の寒波に匹敵する可能性もあるということです。

気象台は路面凍結による交通障害や農作物などの管理に注意・警戒するよう呼びかけています。また、高速道路が通行止めとなった場合、国道210号と国道10号の一部区間で予防的な通行止めを行う可能性があるとしています。