5期20年の広瀬県政が終幕へ。広瀬知事は4日、記者会見で2023年4月に予定されている県知事選に出馬しない意向を表明しました。

(広瀬知事)「手をあげるべきか否か熟考を重ねて参りました。結論として今期限りで知事の仕事を辞めることと致しました。次の知事選には立候補しない」

日田市出身の広瀬勝貞知事(80)は経済産業省の事務次官を経て、2003年に初当選。現在5期目を務める最高齢の現職知事で2023年4月に予定されている知事選の動向が注目されていました。

4日の定例会見で広瀬知事は足腰が弱くなったことなど、体調面の不安を理由に次の知事選には出馬しない意向を表明しました。後継については指名せずに県民の判断に委ねて選挙戦を見守る考えを示しました。

(広瀬知事)「決断したのは昨日です、10月3日。なかなか足腰は不自由なんだけど、なんとかこれでやれないだろうかということももちろん考えました。多くの県民のみなさまに心から御礼を申し上げたいと思います。本当に長い間ありがとうございました」