先週から始まった大分県の新型コロナウイルス感染者の全数把握見直しで、発生届の対象外となる軽症者などの自主登録が9割を超えていることがわかりました。
(県福祉保健部・藤内修二理事)「登録することによって安心を得られるということで92%の県民が登録していただいたことは県としてはうまくいっていると評価しています」
県のまとめによりますと、全数把握が見直された9月26日からの1週間で発生届の対象外となった65歳未満の軽症者など、1536人のうち92%にあたる1413人が健康フォローアップセンターに登録したということです。
また、医療機関が提出するコロナ患者の発生届の件数は全体の20%と激減しており、保健所や医療機関の業務負担が軽減されています。
一方、県内の4日の新規感染者は265人で、年代別の陽性者数は、0歳が1人、1~4歳が9人、5~9歳が21人、10代が40人、20代が25人、30代が35人、40代が59人、50代が30人、60~64歳が14人、65~69歳が3人、70代が16人、80代が9人、90歳以上が3人となっています。
1日の感染者数は前の週を上回りましたが、減少傾向が続いています。
また、10代の1人、80代の1人、それに90歳以上2人のあわせて4人が死亡しています。10代の患者は救急搬送後、感染が確認されたもので不慮の事故が原因で亡くなったということです。