大分県日出町の二階堂美術館で開館30年を記念して特別展が2日から始まりました。
日出町の二階堂美術館には先代の二階堂暹社長が1981年頃から収集した近代日本画を中心に1100点以上が収蔵されています。

美術館の開館30年を記念して、51点の名品が一堂に会する特別展が2日から始まりました。展示品の中には明治から昭和にかけて活躍した日本画家の横山大観が金の顔料で富士山を描いた「霊峰不二」など、美術館初公開の作品が14点あります。
また、婚礼に向かう女性の細かな表情を描いた上村松園の人気作「花ざかり」も展示されています。展覧会は作品を入れ替えながら12月8日まで続いています。