長引く通行止めは、観光にも影響が出ています。佐伯市蒲江にあるかまえインターパーク。人気の食のイベント「東九州伊勢えび街道伊勢えび祭り」が2日から始まっていますが、この施設では1か月間の売上が去年と比べて25%減少しています。

(かまえインターパーク海べの市 山岡均店長)「今年もたくさんの問い合わせがありますが、去年と比べると落ち込みが大きいです。東九州道の影響はかなり大きいと思います」

イルカとのふれ合いが人気のつくみイルカ島。屋外施設なので天候に左右される面はあるものの、11月までのシーズンを見通して通行止めによる来場者への影響を懸念しています。

(つくみイルカ島 十万仁志さん)「ドライブ途中に立ち寄ってみたいと思うお客様は敬遠されると思うので、多少は影響はありそうです。お客様の利便性を考えるといち早く復旧してほしい」

崩落現場では復旧作業が続いていますが、NEXCO西日本によりますと、東九州道の臼杵・津久見間の通行止めの解除には、1か月半から2か月かかる見通しということです。