台風10号の被害を受けた東九州自動車道の臼杵インターチェンジと津久見インターチェンジまでの区間では、復旧作業が進むものの、通行止めが続いています。このため、交通や観光施設への影響が出ています。
台風10号による大雨で東九州自動車道では法面が崩落。臼杵・津久見間では1か月近く経つ現在も全面通行止めとなっています。その影響は様々なところに出ています。

(加賀其記者)「午前7時をまわった臼杵市です。津久見市と臼杵市を結ぶ国道ですが、通勤時間と重なり、かなり混雑しています」
臼杵・津久見の市街地や大分市方面へのう回路となっている国道217号と502号では、慢性的に交通渋滞が発生。特に朝と夕方の時間帯には長い列ができます。

(ガソリンスタンドの店員)「朝晩はすごいですね。車を誘導してお客様を出す時に出しづらい面はあります」
渋滞を緩和するため、警察は臼杵・津久見市内の国道の6か所で、信号機の青信号の点灯時間を長くするなど調整。また、県などは電光掲示板や看板でドライバーにう回路を案内しています。