日中の緊張が続く中、中国で2夜連続で日本のサッカーチームと中国のチームが対戦しました。試合後、多くの日本人サポーターはタクシーでスタジアムを後にし、大きな混乱はみられませんでした。

きのう夜、中国・上海でJ1・ヴィッセル神戸と中国の上海申花との試合が行われました。

運営スタッフによりますと、1000人規模の警備態勢が敷かれました。

上海に住む日本人サポーター
「ちょっとだけ心配なんですけど、周りのお友達も優しいし、中国に住んでて不安ってことはあまりないので見に来ました」

記者
「スタジアムの外まで聞こえるほど大きな歓声で盛り上がっています」

試合はヴィッセル神戸が2対0で勝利。そして…

記者
「日本人サポーターを乗せたとみられるタクシーがスタジアムを後にします」

中国人サポーターとの接触を避けるためか、多くの日本人サポーターはタクシーでスタジアムを後にし、試合後も大きな混乱はみられませんでした。

おとといにも四川省成都市でJ1・広島と中国のチームとの試合が厳重警戒の中で行われましたが、目立ったトラブルはありませんでした。