女性は受け答えがあいまいで大量の汗

女性は受け答えがあいまいで大量の汗をかいていたことから、荒金さんは119番通報しました。女性は熱中症の疑いがあり病院に運ばれましたが、命に別状はありませんでした。女性は朝から行方不明がわからなくなり、家族や連絡を受けた警察が捜していました。

荒金さん:
「女性が助かったことは正直ほっとしましたし、助かってよかった。駆け付けた救急隊員から女性の脈が速かったと聞いていたので気になっていました」

荒金智実さん

荒金さんはとっさの判断ができたことについて、次のように話します。

荒金さん:
「会社で安全教育を受けていて、熱中症対策やけがや事故が起きた時の危機管理を勉強しているので、迅速な対応ができたと思います。熱中症でじっとしている人に『大丈夫ですか?』と問いかけても『大丈夫です』と言ってしまうんですね。座っているとか、飲み水を持っていないとか、気温が高いとか、客観的な状況を判断して、適切に対応することが大切と思います」