東九州新幹線について、佐藤知事は10日行われた県議会の代表質問で「全国の自治体と連携して整備計画路線への格上げを国に訴えたい」と早期実現に向けて改めて意欲を示しました。
10日開かれた県議会の代表質問では自民党の志村学議員が東九州新幹線の早期実現について質問しました。

東九州新幹線は福岡市から大分、宮崎を経て鹿児島市をつなぐ計画で、現在は日豊本線案と久大本線案の2つのルート案で議論が行われています。

佐藤知事は「全国の自治体と連携して整備計画路線への格上げを国に訴えたい」と意欲を示しました。県は昨年度2つのルート沿いの6つの地域で説明会を開き、今年度も開催を検討しているということです。
また、臼杵港で建設が進められている新たなフェリーターミナルについて佐藤知事は来年3月に一部が完成し、早ければ4月から供用開始の予定だと明らかにしました。