大分県戦没者追悼式が6日、別府市で行われ、参列者が戦争の犠牲者を慰霊し、恒久平和を願いました。
太平洋戦争では全国で310万人が死亡。このうち、県関係は軍人や軍属など4万4458人が犠牲になりました。

6日は別府市で県戦没者追悼式が行われ、佐藤知事が「恒久平和の実現に向け不断の努力を重ねていくことを改めて心に深く刻む」と述べました。また、遺族を代表して由布市の渡辺啓一郎さんが追悼のことばを送りました。
(遺族代表・渡辺啓一郎さん)「戦争で得るものはなにもない。失うものは計り知れなく大きい。過去の悲惨な出来事を二度と繰り返さないこと。これが私達の願いです」
参列者は戦没者を慰霊し、恒久平和への願いを新たにしていました。