大分県佐伯市の造船所で1年半ぶりに進水式が一般公開され、地元の小学生も参加して貨物船の完成を祝いました。
新造船「シルバー」は積載量3万7000トン、全長179.9メートルのパナマ船籍の貨物船です。佐伯重工業では1年半ぶりに一般参加の進水式を行い、市内の8つの小学校から児童が見学に訪れました。式では関係者が「支綱切断」と呼ばれる儀式を行いました。巨大な船が海面に滑り出す勇壮な姿を目の当たりにした子どもたちは、手を振って船の完成を祝いました。
小学生「船が水に入るところが迫力がありました」「佐伯で造られた船が海外に行くのがすごいと思いました」
新造船は今後、内装工事などが行われ来年1月に船主に引き渡される予定です。