高市総理は南アフリカで開かれたG20首脳会議を終え帰国の途につきました。その成果と課題について同行記者の報告です。
日中関係が冷え込むなか、今回のG20サミットでは高市総理と李強首相の接触があるか注目されていましたが、滞在中の対話はかなわず、関係改善の糸口はつかめませんでした。
高市総理
「中国とは、あらかじめ調整は行っておりません。今回のG20サミットでは李強首相と会話する機会はございませんでした」
高市総理は「中国との様々な対話についてオープンだ」とする姿勢を改めて示した一方、日本として「主張すべきことは主張してくことが大事だ」と強調しました。
今回のG20サミットで各国の首脳らと笑顔で握手やハグを交わす高市総理らしい外交スタイルは健在で、インドや南アフリカなどグローバルサウスの国々と連携を強化するという本来の目的は一定程度果たしたといえます。
しかし、高市総理の台湾有事に関する国会答弁をめぐり日中の溝が埋まらない中で中国側が対話に応じない場合、日本として今後どのような形で意思疎通をはかっていくか課題となっています。
注目の記事
【きょう千秋楽】ウクライナ出身力士・安青錦 初優勝で史上最速の大関誕生なるか 戦火を逃れて来日→41年ぶりのスピード出世で関脇に【サンデーモーニング】

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】

「段ボール箱の中に女の子が…」刑事のもとに飛び込んだ一本の無線 広島市小1女子児童殺害事件から20年 当時の捜査員が語る“事件を教訓に芽生えた思い”

【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由









