大規模な災害が発生した際、ライフラインの一つであるLPガスを迅速に回復させるための訓練が大分市で行われました。
訓練には大分県内8つのガス事業者や九州各県の協会からおよそ120人が参加。震度6強の地震が大分市で発生し、ガスをはじめとしたライフラインに甚大な被害が出た想定で行われました。
訓練では安全を確認したあと、施設が電力を失ったため、非常用電源を使って設備を稼働し、50キロのボンベにガスを充填。それぞれの事業者が警察の先導により、避難所などにガスボンベを届ける手順を確認しました。

県LPガス協会はこうした訓練を通して関係機関との連携を深め、災害時に迅速なライフラインの回復に努めたいとしています。