大分県日出町の「ホテルソラージュ大分・日出」を運営する県内企業が、シンガポールの企業にホテル運営を事業承継したことがわかりました。
「ホテルソラージュ大分・日出」は1989年に大分厚生年金休暇センターとして開業しました。
2009年から光成工業社が買い取り、現在のホテルを運営しています。
光成工業社は経営者の担い手不足からホテル運営の後継者を探していて、これまでに数十社の企業と協議を進めていました。
その結果、マレーシアの複合企業LGBグループ傘下でシンガポールにある「アクアランドオオイタ」に8月12日付けで会社を売却し、ホテル運営を事業承継しました。
ソラージュ大分はこれまでと変わらず、リゾートホテル形式を継続し、施設の改修工事が予定されています。
また、事業承継の条件として、現在雇用している従業員や取引先は維持されるということです。