大分市の東西を結ぶ都市計画道路「庄の原佐野線」について、県は11月から下郡工区で高架橋を建設に着手する方針を明らかにしました。

大分インターチェンジから東に伸びる「庄の原佐野線」。宗麟大橋東側と米良バイパスを結ぶ「下郡工区」の900メートル区間が2017年度に事業化されています。事業化から5年を迎えるなか、県は今年11月から下郡工区で立体交差型の陸橋の設置に着工する方針を明らかにしました。


下郡工区では基本的に現在の道路やJRの線路の真上に、新たな高架橋が建設される計画です。高架橋は宗麟大橋から米良バイパスまで信号機がないため、交通混雑を緩和する効果も期待されています。

(県都市・まちづくり推進課平野祥司総括)「豊肥線の下を通る道路がありますけど、そこは朝夕かなり渋滞していまして、今回の下郡工区が完成すると高架橋に車が移るのでかなり渋滞は緩和されると思います」

県は9月25日まで高架橋の橋げたの色を5つの候補から投票するイベントを開催していて、2027年度の供用開始を目標に整備する方針です。