SDGsの学習の一環として、大分県臼杵市の小学校で子どもたちが丸々と太ったヘチマを収穫。このヘチマを使ってたわし作りに挑戦します。
夏の間、太陽の光をたっぷり浴び、どっしりとした実をつけたヘチマ。臼杵市立佐志生小学校では、SDGs学習の一環としてヘチマを教材として、栽培からたわしづくりまでを学びます。
2022年6月に種から成長した苗を花壇に植え替えたこどもたち。夏休みの間のヘチマの成長ぶりに驚いている様子でした。
29日は全校児童18人が、高さ2メートルほどの棚で収穫を体験。自分の背丈より高いものを手を伸ばして取っていきました。
なかには75センチの大きなものもありました。収穫した後はネットに入れて水に漬け込みました。たわしを作るための仕込み作業です。
(児童)「水が多いのに重くて運ぶのは結構大変だった」「環境にいいと思う。やさしいたわしになってくれたらいい」
10日程漬け込んだ後、子どもたちは皮むきを体験し、出来上がったヘチマたわしは地域の人に販売することにしています。