5年前の九州北部豪雨の後、大分県日田市に新たに整備された農園の梨が2022年、念願の初出荷を迎えました。
県内有数の梨の産地、日田市では5年前の九州北部豪雨で多くの農園が甚大な被害に見舞われました。
その後、日田市ではJAなどが農地の整備をはじめとした産地の復興に向けたプロジェクトに取り組んできました。その一環で、2年前に完成した農園の梨が念願の初出荷を迎えました。
29日は生産者らが原田市長に喜びの報告をしました。
(JAおおいた日田梨部会・判田紀一さん)「収穫にあたっては、すごくうれしい気持ちです。10年後20年後、日田の梨部会のリーダー的梨園になっていければと思っています」
3つの梨団地では、2022年度およそ2トンの出荷を見込んでいて、将来的には200トンの出荷を目指します。