アーケードの老朽化が進んだ大分県別府市にある「楠銀天街」の今後のあり方について検討する委員会が23日、発足しました。
JR別府駅の南側にある「楠銀天街」はアーケードの老朽化が進み、一部ではがれ落ちるなど危険な状態となっています。市は立ち入り禁止区域の設置やネットを取り付けるなど応急措置はしているものの商店街でつくる管理団体の資金不足により抜本的な対策がとられていません。
この問題解決に向け「楠銀天街」の今後のあり方について考える検討委員会が初めて開かれ、市や地元自治会などから13人が出席しました。この中で空き店舗を活用した屋台村の設置やアートやファッションの魅力を発信して若者が集まる街づくりが必要といった意見が出されました。
検討委員会は9月以降、アーケードの解体を含め具体的な取り組みを協議することにしています。