認知症が疑われる高齢男性に声をかけ交通事故を未然に防いだとして大分市の大学生2人に警察から感謝状が贈られました。
大分東警察署から感謝状が贈られたのは日本文理大学2年の田崎大智さん(19)と伊波匠弥さん(20)です。2人は先月、大分市内の駐車場で80代の男性が運転席に乗って空ぶかしをしている軽トラックを発見。認知症とみられるその男性に声を掛けたあと言動に違和感を感じたため110番通報し、警察が来るまで男性を保護して交通事故を未然に防ぎました。
(田崎さん)「高齢者の方が30分ぐらい同じ場所を行ったり来たりしていて大丈夫かなという気持ちで声をかけた」
(伊波)「素直に嬉しい気持ちもあるが本人に何もなかったのが一番」
県警では75歳以上の高齢ドライバーを対象に運転に必要な記憶力や判断力の判定を行う認知機能検査を実施しています。