警察官が犯人を取り押さえるため、日ごろの訓練で培った技術を競う大会が10日、大分市で開かれています。
大会には県警本部と各警察署から選抜された21チーム、およそ190人の警察官が出場しました。
開会式では中津警察署の渡邊裕介選手が「警察官らしく正々堂々と最後の一秒まで全力を尽くします」と宣誓しました。

警察官が犯人を取り押さえる際に必要な独自の技術、逮捕術は、空手や剣道、柔道などの武術を組み合わせたもので、最小限の打撃で相手を制圧します。
競技は素手や警棒など、実践を想定した様々な種目に分かれて団体戦で実施され、相手に有効打を与えれば1本となります。会場は同僚たちの声援で熱気に包まれていました。