大分県日出町では特産の白いトウモロコシ「白雪姫」に加えて「赤ずきんちゃん」も登場しました。2色あわせてトウモロコシの産地をアピールしています。

日出町では特産の白いトウモロコシ=「白雪姫」が旬を迎えたことから、9日地元の小学生が収穫を体験しました。町の名物にしようと6年ほど前から栽培が始まった白いトウモロコシ。作付け面積は年々拡大し、当初5人だった生産者は20人にまで増えています。

(児童)「去年食べたから知っていて、美味しかったからまた食べたいです」「黄色いトウモロコシより結構甘かった」

白い品種を選抜し「白雪姫」と名づけて売り出している日出町。糖度20度という強い甘さが特徴です。

白雪姫

(井口キャスター)「火を通さず生で食べるのがおすすめだそうで、甘いです。リンゴのような食感で、フルーツのような味わい」

(白いとうもろこし白雪姫生産組合・安部敏彦会長)「この地区にも何か他に負けないような農産物を作ろうということで、手ごたえは感じています」

一方、2年前から栽培が始まったのがー

(トウモロコシ生産者・田中隆幸さん)「ブランド名の赤ずきんちゃんというもの」

大和ルージュという品種の赤いスイートコーンは、優しい甘さとモチモチとした食感が特徴で、日出町では「赤ずきんちゃん」と名づけています。

(田中隆幸さん)「赤白セットで販売したら面白いのではないかなという単純な発想から栽培を始めました。作付け面積も徐々に増やしていって、頑張りたいと思う」

「白雪姫」と「赤ずきんちゃん」は町内のJAの直売所で販売されているほか、ふるさと納税の返礼品にもなっています。