母の ”才蔵” に近づきたい

万歳・才蔵という役に入り込むため、お盆も稽古は続いていました。
目線や体の使い方など細かな部分を体に叩き込みます。

太香寿郎さん:
「手でいってますが、体に手がついてくる感じですからね」

千花寿郎さん:
「母の阿蘭陀万歳が私の中では一番だと思っているので、完全とはいかないまでも、母に近づけるような阿蘭陀万歳をしたい」

本番をイメージして

8月19日は、本番で被る帽子をつけ、諏訪の舞台で初稽古です。

千花寿郎さん:
「(踊の最中に帽子が)落ちないかなって思ったりもするんですけど…嬉しい感じがします」

新たな歴史を刻む晴れ舞台まであと1ヶ月あまり。
稽古を重ねることによって、自信もついてきました。

表情はすでに万歳と才蔵です。

寿女寿郎さん(24):
「しっかりと神様に奉納出来るような踊りが出来ればなと」

太香九郎さん(38):
「期待に応えられるようなものにしたい」

心を一つに4人で魅せる阿蘭陀万歳!

寿女晏奈さん:
「4人で息を合わせて、自分達も楽しんで阿蘭陀万歳ができればなと思います」

千花寿郎さん:
「母みたいに “その場にいる”ような奉納ができればと思います」

Wキャストで挑む4人が自分達にしかできない阿蘭陀万歳を目指します。