


佐賀県園芸農産課 山田修平 係長:
「イチゴ戦国時代といわれるようないわゆる各県が品種の競争をしだした時代に入っていて、とちおとめ(栃木)とかあまおう(福岡)だとかと比べても遜色はない。大きくは負けていない単価じゃないかと思っている」
地元の認知度は…そこで『サイダー』に
『いちごさん』が出回るようになったのは2018年です。その品質の高さは市場でも認められ『いちごさん』の生産量が増えると共に佐賀県産のいちごの価格は年々上昇。


収穫量も「さがほのか」の1.3倍と良いことづくめですが主に東京や大阪などの大都市で消費されていて地方での認知度は今一つでした。


こうした状況を受け『いちごさん』を広く知ってもらおうとNBCラジオ佐賀と佐賀県の飲料メーカー、友桝飲料が開発したのが『いちごさんサイダー』です。

友桝飲料商品 企画部 渕上佳菜 主任:
「『いちごさん』の爽やかさが再現できたかなと思っております」

友桝飲料は明治35年創業で炭酸飲料を中心に毎年およそ150の商品を開発しています。

これまでにも熊本のスイカや宮崎のマンゴーの味を再現するなど特色ある味の炭酸飲料を世に送り出してきました。

今回の開発にかかった期間はおよそ8か月。

『いちごさん』の果汁を使ったサイダーへのこだわりはやはり『色』でした。



友桝飲料商品企画部渕上佳菜主任:
「その美しい赤色、紅色を再現しようと思いましてレシピの方を開発させていただきました」「ことしの夏に向けてどんどんいちごさんサイダーが広がっていったらいいなとは思ってます」

こちらの商品はJR長崎駅のかもめ市場でも購入することができます。
(メーカー希望小売価格220円 ※税別)