縁もゆかりもない人達が長崎の文化・人・暮らしに関わるきっかけを増やす場所、それが『長崎友輪家』です。

大瀬良 亮さん:
「長崎は社会課題がもちろんたくさんあります。人口減少とか少子高齢化とか色んな問題抱えてるけれど…。
問題だらけでワーッとなってる街よりは『面白いことをやっている人達がたくさんいる』と言われた方が、少なくとも他の街より好きになる可能性が高いと思うので…長崎もそうであって欲しいと思うし、そういう場を作りたい」
“現代の出島” 旅しながら働く デジタルノマドの聖地へ

イメージしているのは、かつての『出島』のように、“外から人と知恵が集まる長崎”。
そのためには 世界の多様な働き方も受け入れる“懐の深さ”が求められます。

大瀬良さんは、友輪家と並行して 勉強会を続けています。

長崎市 企画財政部 日向 淳一郎 部長:
「世界の新市場として注目されるデジタルノマドとは?」

デジタルノマド──
『ITを活用し、旅をしながら働く人達』のことで世界に3,500万人いると言われています。

勉強会「長崎・新たな暮らし方会議 勉強会 ~ワーケーション海外事情~」では、41か国 200都市を回ったという現役のデジタルノマド 朱 明奈さん達に最新の情報をオンラインで学びます。

現役ノマドワーカー 朱 明奈さん:
「年収 1千万超。自分の仕事を持っていて、できれば自分のお気に入りの所で、長期で滞在したい人が多いので」
「東京という大都市だけじゃなくて、そこからローカルの人しか知らないようなところに逆に行きたいという声が凄い多いです。」

デジタル・ノマド専門 関西大学 社会学部 松下 慶太教授:
「10年住めと言われれば結構、坂辛いなと思うんですけど、一か月だったらできそう、1週間だったらこの坂道も長崎っぽいなと感じられそう──
そういうある種、課題なんだけども デジタルノマド的な尺度でいくと“あり”かも、というものはいっぱい眠っていると思う、食べ物や住む所含めて」