長崎市の路上で、騒いでいるところを注意されたことに腹を立て、40代男性に暴行しスマートフォンを踏みつけ損壊したとして、20代の男2人が傷害と器物破損の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは
長崎市三原2丁目に住む無職の男(27)と
長崎市女の都2丁目に住む建設業の男(26)です。

警察によりますと、2人は先月13日午後10時50分頃、酒を飲んだ状態で長崎市花丘町の路上で騒いでいたところ、通りかかった40代の男性に注意を受けたことに腹を立て、無職の男(27)は男性の顔と頭を手拳で数回殴り全治およそ2週間のケガをさせた疑いが持たれています。

また建設業の男(26)は殴られた後110番通報をしていた男性のスマートフォンを取り上げ地面に叩き付けた上、踏みつけて画面などを損壊した疑いがもたれています。

2人は同じ日、近くの長崎市千歳町の路上で面識のない20代の男性の顔面などを殴りけがをさせたとして傷害容疑で現行犯逮捕されており、警察はその後の捜査で今回の事案が発覚したとして4日、無職の男を傷害容疑で、建設業の男を器物破損容疑で再逮捕しました。

警察の調べに対し、2人は「全く覚えていない」「何もしていない」などと話し、容疑を否認しているということです。警察は当時の詳しい状況を調べています。