長崎県佐世保市のハウステンボスは、新型コロナに対する行動制限の緩和などにより、2022年9月期の決算で1年間の来場者が200万人を超え『3年ぶりの黒字』となりました。

ハウステンボス 坂口 克彦社長:
「コロナが心配だというのが少なくなってきて、お客さんがコロナの影響を受けたのが、その前の2年とは違っていた」

HISによりますと、去年9月までの1年間のハウステンボスの業績は、入場者208万人、売上高189億円、営業利益が2億7600万円と『3年ぶりの黒字』となりました。

これは『新型コロナ感染症に対する行動制限が緩和されたこと』や、去年3月の『開業30周年に伴うイベント』や『施設の新設』などが好調だったためで、前の期に比べ、集客・売上高とも1.5倍以上に増えています。

坂口社長:
「30周年で佐世保の人、長崎の人、九州の人に対しての『感謝キャンペーン』をやったというのが入場者数が増えた要因になっていると思います」

今後の計画についてハウステンボスでは、およそ1,000席を備えた歌劇団用の大劇場を3月中旬にオープンさせる予定で、さらなる集客力アップを図りたいとしています。