北海道士別市の住宅で3月、家族4人が住む住宅から火が出て1人が死亡した火災で、警察は16日、死亡した81歳の男性の76歳の妻を現住建造物放火・殺人の疑いで逮捕しました。

火災がった住宅(北海道士別市・3月)

 逮捕されたのは、北海道士別市の無職、岩崎明子容疑者76歳です。

火災がった住宅(北海道士別市・3月)

 岩崎容疑者は、3月25日早朝、自宅に火を放って全焼させ、夫の信幸さん81歳を殺害した疑いが持たれています。

信幸さんの死因は急性一酸化炭素中毒でした。

住宅に大量にあったポリタンク(北海道士別市・3月)

 

ポリタンクを運び出す捜査員(北海道士別市・3月)

 当時、現場からはポリタンクが見つかっていたことから、警察は事件と事故の両面で調べていました。

警察の取り調べに対し、岩崎容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は動機などについて、さらに調べを進めています。