亡き母が名前に託した願い

「愛が大きい」と書いて「うた」。名付けたのは母のなつみさんでした。
「大きな愛をもらい、人にもあげられるような子に」―そんな願いが込められています。

なつみさんが病気のため突然亡くなったのは、愛大くんがまだ4歳の時でした。

愛大くんの祖母:
「(亡くなった娘も)ずっと大輝くんのことを画面で見ていて。『どうやったら会えるんだろう?』、『本当にこんなに大きくなれるんだろうか?』って…。色んな人が力を貸してくれて、こうやって会えたことがすごく嬉しくて」

愛大くんは今ピアノを習っています。
吹奏楽部だった母・なつみさんは、愛大くんに音楽を好きになってほしいと願っていたそうです。

愛大くんの祖母:
「こんな体でもこんな風になってほしい!とか、こういうことできるかな?とか…何でも話をしてくれる娘だったので。ママの思いをこの子に伝えていこうと思っています」