始まった「歩く訓練」骨が折れても…

愛大くんの目に映った同じ病気を持つ大輝さんは、現実を受け入れて、でも絶対にあきらめない強さで、人生を切り開いています。

その輝きに触れた愛大くんは、リハビリに通う大学病院で、歩行機で歩く訓練を始めました。

リハビリ担当者:
「(ご家族が)骨が折れても何でもするという方針でやってこられたので。歩行機に上手に乗れるようになったら学校に置いて、どんどん使って、歩くチャンスが増えるといいですね」

愛大くんの夢は「パン屋さんの毒見係」

夕暮れ時、愛大くんはいつも今日の出来事をお母さんの仏前に報告します。

Q、大きくなったら何になりたいですか?
三代愛大くん:
「大きくなったら?…パン屋さん!僕は毒見係」

「大きな愛をもらい、人にもあげられるように」――
母が名前に託した大きな愛に包まれて、一歩一歩、愛大くんの挑戦が続いています。