国指定重要無形民俗文化財「長崎くんち」。寛永11年(1634年)、遊女高尾と音羽が神前に小舞を奉納したのが、くんちの始まりです。ことしは「新橋町」「諏訪町」「新大工町」「榎津町」「西古川町」「賑町」の六ヶ町が、それぞれに趣向を凝らした演しものを披露します。日本一稽古する祭りとも言われる長崎くんち、各町の魅力や見どころを紹介します。今回は、くんちの顔の一つ、龍踊を奉納する諏訪町です。この記事は【長崎くんち2025】六ヶ町紹介シリーズ(全6回)の第5回です。

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