龍に祝福を受けた小さな命、初舞台へ

夏休み、龍をリードする囃子の稽古も始まりました 。ほとんどが、前回10年前には生まれていなかった子どもたち。諏訪町の龍は囃子が命。この囃子が揃わないと、龍は動きません。

囃子に初参加する小宅心和さん、10歳 。彼女が生まれたのは、奇しくも諏訪町が前回奉納した10年前でした。生後2週間で、父が持つ龍から福を授けられました 。

祝福から10年。2025年の長崎くんちに、心和さんは父と2歳上の姉と一緒に出演します。

龍方(龍頭)小宅大輔さん:
「一緒に出たいという気持ちはありましたけど、変な気持ちです。嬉しいですよね、親子で参加できるのは」

龍囃子 小宅 心和さん:
「しっかり間違えないように楽しくやりたいです」