もしかして熱々のまま詰めてない?

加藤さん:「ポイントは、つけない増やさないやっつけるです」

3つのポイントは
● 手や調理器具の洗浄・消毒を行い、菌をつけないようにする
● 調理後は冷やして保存し、できるだけ早く食べて菌を増やさない
● 食材をしっかり加熱して、菌を殺す
私のお弁当、どこがマイナスポイントだったのでしょうか。

加藤さん:
「まず、この蓋ですね…わかりますか。水滴がたっぷりついています。もしかして、熱々を詰めてすぐ蓋をしてませんか?」

食中毒予防の観点で、水分は大敵です。“食材が温かいまま” 蓋をすると湯気が充満し、菌が増えやすくなります。食材についた水分にも注意が必要です。

加藤さん:
「ブロッコリーのつぼみ(の部分)。たっぷり水分を含んでます。そしてプチトマトも…」
住吉:
「彩り良くと思って(入れたんですけど)」

加藤さん:
「トマトのヘタが水分を含んでいますね。さっと洗って、"ちょいちょい"って水を切ってから(弁当箱に)入れてませんか?」
住吉:
「入れてます」
加藤さん:
「ヘタと実の間にも水分が残っていたりするんです」
トマトなどはキッチンペーパーで ”水分をしっかり取る” ことが大切です。

さらにハムやかまぼこなどそのまま食べられる食品も、加熱した方が安心です。
加藤さん:
「一度しっかり加熱をして中心温度は75度加熱1分間。それが、食中毒を防ぐひとつの目安になります。」