台風などの災害時に盛り土の異常を早期に発見しようと、宮崎県は通報窓口「盛り土110番」を設置すると発表しました。

県内では、去年、台風14号の影響で美郷町と椎葉村のあわせて4か所で県の事業に伴う盛り土が崩壊し、土石流が発生するなどの被害が出ました。

こうした中、県は30日の県議会一般質問で、違法な盛り土や盛り土の異常を早期に発見するための通報窓口、「盛り土110番」を設置すると明らかにしました。

去年の台風14号の被害を受けて県が行った調査では、県内に盛り土は377か所あるということです。