宮崎県内の最低賃金が、6日から44円引き上げられ、時給897円となりました。
引き上げ額は過去最大となっていますが、街の人はこの額についてどう思っているのでしょうか。
6日、引き上げられた県内の最低賃金。これまでの853円から897円となりました。
最低賃金は、経済情勢に応じて毎年改定されていて、今回の引き上げ額44円は、中央最低賃金審議会が決定した目安額を5円上回り、過去最大の引き上げ幅となっています。
最低賃金897円について街で聞いてみると・・・
(20代男性)
「(最低賃金が)上がってくれたことは嬉しいんじゃないかな。今の子は特に」(20代女性)
「まだちょっと安い方かなと。物価が高くなっているので、思い切った贅沢ができなくなっている」
(50代男性)
「雇われる方だったら(最低賃金が)上がってもらった方がいいし、雇う方法だったら、事業する気がなくなりますよね。人を雇用するのがだるくなるというか。したくなくなりますよね。」
一方、最低賃金の全国平均は、今回初めて時給1000円を超えていて、宮崎県は全国で3番目に低い水準となっています。