高騰が続いているガソリン価格ですが、ようやく値下がりの動きです。
MRTが宮崎市内のガソリンスタンドを取材したところ、ほとんどの店舗で先週より値下げをしたと回答しました。

石油情報センターが先週発表した県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり189.1円で、15週連続で値上がりしていました。

MRTでは、宮崎市内のガソリンスタンド10店舗に20日の販売価格を取材。
このうち9店舗が、レギュラーとハイオクともに先週より3円から4円値下げしたと回答しました。

政府による石油元売り各社への補助金の拡充が影響しているものとみられます。

こうした状況にドライバーは・・・

(給油に訪れたドライバー)
「若干安くなってるみたいですね。若干…若干気分的に違います」
「まだちょっと高いかなと思いますね。もう少し安くなってほしいですね」
「どんなに高くても150円くらいに戻ってくれればいいなと思っている」

石油情報センターでは、ガソリン価格は今後、徐々に下がると予想しています。

街の中のガソリン価格の看板を見るとたしかに少しづつ下がってきたとは思いますが、まだまだ高い水準が続いています。

今回取材させていただいたガソリンスタンド側からも、「利用客にとって安くなったという実感はあまりないのではないか」という意見が多く聞かれました。