松田丈志さんが出した県記録を24年ぶりに塗り替え
さらに、その翌週に行われたJOCジュニアオリンピックカップでは、400メートル個人メドレーの記録をさらに更新。
加えて、200メートル自由形でも準優勝し、なんと、あの松田丈志さんが中学時代に出した県記録を24年ぶりに塗り替えました!

(沼田頼人選手・中3)「全中からいろんな全国の速い選手と泳いできて、いろんな刺激をもらってきたのもあったと思うし(400メートル個人メドレーでは)最後のクロールで競ることができたのが一番よかった」
この夏の結果を、指導にあたる中本慎一さんはこう話します。
(西日本スイミングクラブ祇園 中本慎一コーチ)「ものすごく成長した。特に今年は泳ぎもよくなったが、考える力ができてきたかなと。自分で考えて泳げるようになってきた、そこが一番大きいんじゃないか」

そんな沼田選手の強みはボディーポジションの高さ。
水面の高い位置で泳ぐことで水の抵抗を減らし、それが推進力に繋がっています。
沼田選手が、今、照準を合わせているのは、今月のかごしま国体。
「少年B」という高校1年生もいる種目の中でレースに臨みます。
(沼田頼人選手・中3)「まずは決勝残って、頑張ってメダルを取って、目標は優勝ですけど、しっかり自分のやることやって、自分の目標を達成したい」
(西日本スイミングクラブ祇園 中本慎一コーチ)「可能性を感じるから、まだいけるんじゃないか。全然まだ伸びしろあると思うし、今年1年というか半年でものすごく伸びましたので、多分壁はいくつかあると思うが、全国でまず通用するように早くなって海外の大会に出れるようになってほしい」
多くの人に支えられながら成長を続ける沼田選手。
将来の夢はもちろん・・・

(沼田頼人選手・中3)「将来の夢はオリンピックで金メダルを取ること。まずは、応援されるような選手になって、いろんな大会で毎回ベストが出るようなコンディション作りなどをしっかりして体作りとか筋トレとかもしっかり増やして、目標に近づけるように頑張りたい」