宮崎市の宮崎県総合農業試験場では、職員の子どもたちが職場を見学する「こども参観日」が行われました。

(廣末圭治記者)
「きょうはこども参観日。子どもたちが大人の職場を体験します」

「こども参観日」は、子どもたちに働くことの大切さを学んでもらおうと、県総合農業試験場が実施したものです。

17日は、16人の子どもたちが3つの班に分かれて、試験管で培養されているさつまいもを観察したり、ハウスブドウの糖度を測定したりしました。

おじいちゃんが働いている職場を初めて見学したという子どもたちは・・・

(職員の孫)
「毎日ここに来て働いているっていうのがすごかった」
「いろんな植物を植えたりして楽しそうだと思った」

お母さんが果物の研究を行っているという子どもたちは・・・

(職員の子ども)
「面白いのもあったけど、大変なのもありました」
「お母さんはすごいなと思いました」

(宮崎県総合農業試験場管理課 桐明秀行課長)
「ぜひ、おうちに帰ってきょうの出来事を、お父さん・お母さんたちと話してもらって、子どもたちの将来のためになるきっかけになってもらえたらいいなと思っている」

17日の体験を通して、子どもたちは働くことを身近に感じたようでした。