歩道や駅などに放置されている自転車に注目します。
昨年度、宮崎市内では放置自転車がおよそ1200台回収されました。迷惑なだけでなく、まちの景観も損ねる放置自転車の実態を調べました。
どこにあるの?駐輪場
店が立ち並び多くの人が行きかう宮崎市橘通り。
(下川祥子記者)
「橘通にあるこちらは自転車をとめてはいけないスペースになっているんですけれども、およそ10メートルぐらいの区画の中でもおよそ10台以上の自転車が止められている状況です」

宮崎市は条例で、橘通りのデパート前交差点から市役所付近までの歩道上を「自転車放置禁止区域」に指定。
自転車は周辺の駐輪場や区域内に設けられた駐輪スペースにとめるよう求めている。「自転車放置禁止区域」には、こうのような看板があるが…


(記者)「あっ、とめましたね。駐輪をしてはダメな区域っていうのはご存じでした?」
(男性)「あっそうなの。みんなとめているからいいのかなと思って。じゃあ、どこにあるの駐輪場は?」

(記者)「自転車をとめてはダメな場所っていうのはご存じでしたか?」
(男性)「知らなかったです」

(記者)「看板とかが立っているんですけど、見られたこととかはありますか?」
(女性)「ないです。目に入らないです」

自転車をとめてはいけない場所だということをそもそも知らないという声が。さらには…
(記者)「このあたりの駐輪場がどこにあるかご存じですか?」
(女性)「あっ、でも、あそこの真ん中くらいにありますよね」
(記者)「そこはご存じだった?」
(女性)「あるのは知っています」
(記者)「どうしてこっちに止めようかなと?」
(女性)「ここ、いつも止まってるなって見てたので、少し用事があったので止めました」

