6月から、犬や猫に飼い主の情報を記録したマイクロチップの装着が義務化されます。どのような目的でマイクロチップが装着されるのでしょうか。関係者の声を取材しました。


愛くるしい姿の子猫や子犬。
こちらのペットショップではおよそ30匹が販売されていますが・・・

「ピッ(子犬のマイクロチップを読み取る電子音)」
すべての犬や猫に飼い主が特定できるマイクロチップが装着されています。


(顔見世ファミリー宮崎橘通店 中川友喜店長)
「迷子になったときに探せるっていうのが一番大きいところだとは思うので、約3年ぐらい前から装着している」

こうしたマイクロチップの装着は、来月1日からペットショップやブリーダーなどの業者に義務化されます。

迷子の時以外にも災害時など、ペットと離れ離れになった際に飼い主が分かるというメリットがあります。

すでに飼っている犬や猫へは努力義務

一方、すでに飼っている犬や猫への装着については努力義務となります。

(きりき動物病院 桐木康太郎院長)
「これが実際のマイクロチップ」

マイクロチップは直径1ミリから2ミリ、長さ1センチほどで、専用の注入器で首のうしろに挿入します。


費用は数千円から1万円程度です。

(きりき動物病院 桐木康太郎院長)
「針がちょっと太くて痛そうに感じるかもしれないが、実際の痛がり方ってのは、狂犬病の注射とそんなに大差はないかなと思っている」

15桁の番号 環境省のデータベースに登録

装着後、専用の機械をかざすと表示される15桁の番号。

この番号に飼い主の名前や住所、連絡先などが紐づけられ、環境省のデータベースに登録されています。


(きりき動物病院 桐木康太郎院長)
「『マイクロチップの装着できますか』とか、『予約とか必要ですか』みたいなお問い合わせは先月ぐらいから、かなり増えてるなあという印象です。皆さんの意識の高まりっていうのを感じますね」

気になるのが安全性ですが、日本獣医師会によりますとマイクロチップは安全性が高い生体適合ガラスやポリマーでおおわれていて、半永久的に使用可能だということです。

(きりき動物病院 桐木康太郎院長)
「ワンちゃん、猫ちゃん、あとは飼い主さんの幸せのために、1人でも多くの方にマイクロチップを装着していただけるといいかなと思う」