3つの県立病院の今年度の決算について、宮崎県病院局は純損益が36億9000万円余の赤字となる見通しを明らかにしました。
県病院局によりますと、上半期の3つの県立病院の収支について、入院と外来を合わせた収益は、前の年の同じ時期と比べ増加したものの、物価高や賃金の上昇により材料費や給与費、それに、経費が増加するなどし、結果、増収減益となりました。
上半期決算を元に算出した今年度の決算の見通しは、純損益がおよそ36億9500万円の赤字となる見通しで、昨年度より17億円悪化したほか、県の収支計画よりもおよそ8億円の悪化となっています。
県は昨年度、3つの病院に一般会計から総額50億円を貸し付けていて、今年3月に見直した収支計画では2030年度の黒字化目標を掲げています。







