完熟きんかん「たまたま」の販売が、16日、全国一斉に解禁されました。
糖度が高く、生で皮ごと食べられるのが特徴の「たまたま」、初競りでは過去最高額となる1キロ10万円で落札されました。
糖度16度以上で、みやざきブランドに認証されている完熟きんかん「たまたま」。
16日は、県内外の市場で初競りが行われ、このうち東京の大田市場では、河野知事がPRしました。
初競りでは大玉で糖度18度以上の「たまたまエクセレント」が、過去最高額となる1キロ10万円で落札されました。
(宮崎県 河野知事)
「ひなたのエネルギーがぎゅっと詰まっている感じがします。完熟きんかん『たまたま』に対する皆さまの評価をすごく感じるものがありました」
今年のきんかんは、一部、台風14号の被害を受けましたが、玉太り、味ともに良好だということです。
(宮崎県果樹振興協議会きんかん部会 中津弘己副会長)
「宮崎の太陽をいっぱい浴び、また、私たち生産者の真心をいっぱい浴びた完熟きんかん『たまたま』にできあがっております。今年の出来は最高の出来ですので、ぜひ1回食べてみてください」
一方、宮崎空港では・・・
(三浦功将キャスター)
「生でそのまま食べられる完熟きんかん『たまたま』の魅力、東京や大阪など大都市圏の人たちに味わってもらおうと、食べきりサイズ2玉を配っています」
16日の解禁に合わせて、JAや宮崎空港ビルの関係者が完熟きんかんのPRイベントを開催。乗客500人に「たまたま」がプレゼントされました。
(乗客)
「これをこのまま食べられるって知っている人、あまりいないかもしれない」
「(きんかんを)シロップにして食べたことはある。(たまたまは)このままいただきたい」
(JA宮崎経済連事業推進課 本部直輝課長補佐)
「甘くて丸かじりできるので、皆様に食べ方を知ってもらって、いっぱい消費していただきたいと思う」
JA宮崎経済連では、去年を1割上回るおよそ1100トンの完熟きんかんの出荷を見込んでいます。