これから夏本番を迎える中、エアコンの買い替えを考えている人も多いのではないでしょうか。
ただ、そのエアコンにもナフサ不足の影響が及んでいます。
エアコン設置のために必要な部品が不足し、価格も大幅に高騰する中、業者からは悲鳴の声があがっています。
(マツシタ電器 松下愼一郎社長)
「非常に入りにくくなってきてます。お願いしても、もう物がありませんと・・・」
宮崎市の街の電器店で今、不足しているのがエアコンの設置に必要な資材の数々。
室外機をのせる台や壁の穴を埋めるパテなど、エアコンの部材には多くのナフサが使われていますが、今月、主要メーカーが一部の商品の出荷を停止したことで、深刻な品薄状態が続いています。
中でも、手に入りにくいのが、屋外の配管をおおうプラスチック製のケースです。
(マツシタ電器 松下愼一郎社長)
「これ、きのう、うちの同業者の人がどこのホームセンター、どこの会社行ってもないという相談を受けた。これをその人にあげたんですけど、僕らの同じ業者の仲間とかで材料を融通しあったりして、今やっている状況です」
また、こちらの店では来月中旬までエアコンのクリーニングの予約が一杯となっていますが、作業時に周りを汚さないための養生シートも不足しているということです。
(マツシタ電器 松下愼一郎社長)
「ホームセンターもなくて、あってもお1人様何個限りとか書いてるので、私の場合は小学生の息子と一緒に回りました」
また、宮崎市にある住宅設備の資材販売店でも。
(玉岡克希記者)
「エアコンに不可欠な配管資材『ペアコイル』です。中の銅線を覆う白い断熱材はナフサが原料となっていて、現在、価格が急騰しています」
先月、1万7000円だった配管資材のペアコイルは、現在、2万2000円に値上げされていて、メーカーからは、来月、さらに2割の値上げに踏み切ると通知が届きました。
(丸芳機工 馬原靖明社長)
「こういった銅管がものすごく金額が上がっているので、価格転嫁できない取付業者さんは困っていますね」
このほか、住宅の給排水に使われる配管も今ある在庫が最後となっていて、入荷の目途は立っていないといいます。
(丸芳機工 馬原靖明社長)
「(ふだんは塩ビパイプが)ここら辺まである。(Q.今ある塩ビパイプについても、受注が決まっている?)もう決まってます。ゼロになるんですよ、あすには」
店を訪れた客も…
(買い物客)
「友達にも設備屋がいるんですけど、仕事をしていないんですよ。材料が入らないんで。1週間とか10日とか(仕事を)できていない方もいらっしゃいます」
(丸芳機工 馬原靖明社長)
「このまま中東情勢の影響が続くと、取り付け業者さん、また、一般消費者さんにも影響が出ますので、早く解決すると心から願っております」
夏本番を前に繁忙期を迎える中、業者の苦悩が続いています。
取材した電器店によりますと、現在、エアコン本体の入荷も「2週間待ち」だということです。
本格的な暑さを前に、まずは一度スイッチを入れて点検し、早めに相談した方がよさそうです。







