ゼロになること、自分を「お疲れさん」と褒めること

考え方が変われば、言葉が変わり、行動が変わる。すると、不思議と協力者が現れ、道が開けていく。そして、自分と未来が変わり始めると、変えられないはずだった「過去への考え方」も変わっていくのです。「つらかった過去だけど、それは自分にとって必要だったんだ」。山口氏は今、そう捉えられるようになったと語ります。

講演の最後に、山口氏はこう締めくくりました。「ゼロになるっていうのは、すべてがなくなることじゃない。今までの考え方をちょっとガラッと変えてみよう、人の意見を聞いてみようって。これがまさにゼロになるってことなんですよね」。

そして、苦しいことや失敗にさえ「感謝」し、毎日頑張った自分を「お疲れさん」と褒めてあげること。その積み重ねが自己肯定感を育み、「より人間として生きるっていうことで自然と酒が止まって、止め続けることができて」いるのだと。

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